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観光時間の目安:1~1.5時間
入場料:無料
カレメグダン及び ベオグラード要塞は、サバ川とドナウ川の交差する地点に建ち、国境要塞として重要な役割を果たしてきました。
その立地から古代ローマ帝国やビザンチン帝国、オスマン帝国、オーストリアハンガリー帝国からの略奪・統治が続きました。
60ヘクタールにもなる公園・要塞は、遺跡や歴史・文化建築物が残る観光スポットであり、ベオグラードに住む人の憩いの場所でもあります。
カレメグダン公園地図
ピンクの部分がカレメグダン公園
青い部分がベオグラード要塞
1. 入り口~「セルビア土産」の出店
クネズミハイロ通りから信号を渡って公園に入ると、両側にお土産の売店が沢山並んでいます。
出店には、マグカップやマグネット、
ポストカードやキーホルダー、
Tシャツなどの定番のセルビア?土産が売られています。
その他にユーゴスラビア時代の紙幣や硬貨、
ハイパーインフレーション時(1992~1994年・財政赤字によるもの)に実際に出回った5千億ディナール紙幣(当時使用されていた本物)も、珍しいお土産として人気です。
(※2022年~休業中です)
2. 電動車で楽々移動
カレメグダンからベオグラード要塞を周る電動車乗り場があり、公園を周遊します。
(150din/夏季のみ)
3. フランス感謝記念碑
更に進むと、剣を持った女性のブロンズ像があります。
これは「第一次世界大戦中のフランスから受けた支援」への感謝碑です。
4. スポーツ施設・恐竜パーク
城壁で囲まれた場所を利用した、テニスコートやバスケットコートもあります。
子供連れの家族に人気の恐竜パークは夏開催です。
ベオグラード要塞
奥に進むと、18世紀前半のセルビア王国(ハプスブルグ統治)時代に建設されたスタンボル門が見えます。
1. 世界大戦で使用した戦車がずらり
スタンボル門を越えると時計塔があります。
塀の両側には第1、第2次世界大戦時に使用された戦車が多数展示されています。
ユーゴスラビア紛争時に実際に使用された米ステルス機を撃墜したミサイル。
2. 中世の歴史「拷問博物館」
入場料:300ディナール
戦車の向かいにある「拷問博物館」には、中世に使用していた「ニュルンベルク(鉄)の処女」、「尋問の椅子」などの拷問器具が展示され、ヨーロッパの暗い側面を見ることもできます。
3. 要塞のお土産店
時計塔のゲート内のお土産店には、
セルビア君主のフィギュアやメダル、
カップやマグネットなどの歴史に因んだお土産を販売しています。