ルーマニアでは、トランシルバニア地方にある「サリーナトゥルダ」へも行きました。
かつては塩鉱として、地下120mの場所で塩の採掘が行われていたが、約100年前に塩鉱は閉鎖、現在は観覧車などを設置したアトラクションとしてルーマニアの有名な観光地の一つとなっている。
中に入ると、長い廊下が続く。
下に遊園地のようなものが見える。
この地点で100mほど(25階程度)だろうか。
エレベーターでも下りることが出来るが、階段でもなんとか来れた。
地下に降りて一番始めに目に入ったのが、なんとマッサージチェアだった!
セルビアでもショッピングモールに置かれているのを見るが(有料) 、なぜにこんな地底マッサージチェアなのか、いきなり訳が分からない。
そして事前情報では卓球台もあるということで、「ここで卓球なんかする人居るの?」と思っていたのだが…
思いっきりやっていた!
旧共産国の性なのか、右のお父さんなんか卓球をするためにここまで下りて来たように見える。
ビリヤード台も置かれている。
中央にあるお土産店。
塩の塊や、
塩の石けん(?)、
バスソルトだろうか。1kg=1,200円ほど。
普通のお土産もある。
私たちはここで一番安そうな、塩の塊を買った。
なぜなら、120m地下ではカードが使えないからだ。
両替するのを忘れていたので、前回残っていた無けなしのルーマニア・レイ(600円相当)で、支払った。
店員はお金を受け取ると次の客の所へ行ってしまったので、むき出しの塩をそれぞれ持参していたレジ袋に入れて持ち帰った。
更に下に、塩湖がある。
サリーナトゥルダの一番人気アトラクション「ボート」。
この場所の醍醐味は、ここ地底の湖だろう。
数か所ある休憩(椅子)場所。
かなりスペースを持て余しているようだった。
歩いていたら、湿った塩の塊が落ちてきた。
売店にもネットが掛けられ、少しずつ溶けているようだった。
ホームページに、「70歳以上の人は医者の証明書が必要」と書いてあった。
なぜなら、たまにエレベーターが止まることがあるらしく、自力で階段を上がれるかの確認らしい。
こんな所から階段で上るなんて、70歳以下でも無理だろう。