セルビアのカフェやレストランで起こること

先日スタバで、冬季メニューらしいものを注文した。

写真を見てアイスだと思っていたら、生クリームの下は甘いホットコーヒーで、上のシナモンの味しかせず、「なにこれクッソ不味いやん」と言っていたら…

不意に女性が来て、

テーブルの上にこの様な物を置いて去った。

セルビアではレストランやカフェで、勝手にキリストが描かれたカードなどを置いていかれることがある。
このカードには「聞こえません(聾唖者) 。お金(を貰えれば)経済的に助かります」と書いてあり寄付を求めるものだ。

亀の置物とミサンガ(?)のどちらか一つを選ぶのだそう

宗教画のカードはよくあるが、小物は初めて見る。
しかも通常は、50-200ディナールあげるのが相場だが、カードには「1個300din」と書いてあった。(これもう販売やん)
詐欺的なのも居るし、もちろん支払わない(無視する人)も多い。

近くに座っていたJK達も、

よく見たら、寄付をして亀をもらっていた。

セルビアではバスやトラム内、教会や店の前、路上でお金を乞う人達がいて(主にジプシー)、その人達に自然にお金をあげる人をよく見る。
この子たちはそういう親の影響を受けているのだろう。
この辺が、さすがキリスト教の国だと思わされる。

そして亀を2匹売った女性は、1分でスタバコーヒー1杯分を稼ぎ、私には高くて不味いコーヒーと変な置物が残った。