乾燥パプリカの詰め物とセルビア料理のクセ

冬は乾燥させた赤パプリカが売られている。
セルビアでは、パプリカの詰め物をよく食べるが、シーズン以外はこういう乾燥させたパプリカを使う。

乾燥パプリカは湯で戻し、

パプリカが細いので詰めにくい

玉ねぎやひき肉、米、スパイスを炒めたものを詰める。
詰める具材は、サルマ(ロールキャベツ)などと同じ材料になる。

同じ材料と言えば、セルビア料理では、もう殆どのメニューに玉ねぎが使われる。
以前、セルビアに長く住む日本人が、「友人(セルビア人)宅に行ったら子供が帰って来てさ、そしたらお母さんが玉ねぎをみじん切りにしながら“今日は何を食べたい?”って聞くのよ!笑」と言うので笑った。
セルビア料理では、まず“玉ねぎのみじん切り”ありきだ。

トマトペーストと水を注いで、1時間オーブンへ。

煮て作るレシピもあるが、オーブンの方が焼き色が付いて良い感じに。

パプリカは水で戻しても、やはり少し固い。

そして今回も躊躇なくパプリカを切り刻む旦那。
あんなに時間と手間をかけて詰めたのに、セルビア人はすぐに切ってしまう。

サルマを切り刻む旦那の記事

自粛中の料理 ~ サルマ