
3月後半は小雨が降ったり曇りの日、そして晴れたりと忙しかった。

セルビアや周辺国では、3月の変わりやすい天候を「ババ マルタ」と呼ぶことがある。

ババマルタとは「3月のおばあさん」という意味で、おばあさんの機嫌が良ければ天気が暖かくなり、機嫌が悪いと寒さが戻る、初春の変わりやすい気候を気まぐれな老女に例えた民間伝承である。

中心地には、何かの花が咲いていて、写真を撮る人も何人か居た。

高いところには既に実が生っているが、野生のリンゴだろうか、よくわからなかった。

つぼみはピンクで、咲くと真っ白な花びら。

同じ木には「マルテニツァ(Marteniца)」と呼ばれる、赤と白の糸で作られた小さな飾りが結び付けられていた。
マルテニツァは、ブルガリアが発祥の春の訪れと健康や幸せを願う風習で、ブレスレットのように手に巻いたり、木に結び付ける。
セルビアでは日常的ではないので、これはブルガリア人かマケドニア人が付けたのではと思う。