ワインバーに行った。
トレーラーが何台も通り抜ける、細過ぎる歩道を歩いていくと、
ラ・サンタ・デ・ベオグラドと呼ばれる巨大な壁画が見えてくる。
その壁画を奥へ進むと崖っぷちが!
そして崖のふもとに、かなりひっそりとある入り口。
もう既にここまでで軽く数回驚いていたのだが、一番驚いたのは、
店内が本当の洞窟なのである。当たり前だが。
(写真は自動調光されているが本当に暗かった。開店前だったのだろうか。)
店内の暗いトンネルを進むと、
更に広い部屋があった。 来月拡張オープンするスペースらしい。
サイトにも報告されている通り、メニューは赤・白ワイン(1ℓ)と炭酸水、コーラしか無く潔い。
1ℓも飲み切れないだろうと思っていたが、
何となく話しをしつつ、軽く飲めてしまった。
しかしこういう俗世間を離れた暗くて天井の低い空間で飲むのは危険だ。つい本音で語ってしまうからだ。
同行したセルビア人は禁煙に成功したものの実は今でもたまにタバコが吸いたい衝動に駆られると語り、私も実家の愚痴など喋った。
互いに相手の話しなんか聞いてもいなかったが。
外に出るとまだ明るかった。
良い一日だった。