N.ケイジ似の駆除人がやって来た。
先週から今週にかけて気温が40度近くに上昇し、そのせいかゴキを2回、孵化したと思われるゴキの小さいヤツを数回見掛けるという事件が起こった。 その内1匹は犬が喰っていた。
セルビアではこういう時、駆除人を呼ぶ。
英国製だという殺虫剤を水で薄めた液をアパート中に噴霧する駆除人。
「日本では一般家庭でこういうサービスは頼まないの? じゃあどんな方法で駆除してるの?」と尋ねられ、「ん~バルサンとかほう酸ダンゴとかー、最近は凍結スプレーなんかも出てるみたいですね~。」と答えたが、そう言えばセルビアにはバルサンもほう酸ダンゴも無い。
いきなりレストランの厨房の駆除レベルを頼む訳だ。
そのお陰か、これ以降ゴキを見掛けることは無い。
しかし話しを聞いていると、どうもゴキを絶滅させるのではなく、薬によって忌避=近所の家へ追いやる ということらしい。 それでも良い。 とにかくヤツを見掛けないのなら。