最近の事件

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プーチンがルビアに来た日、2件の大きな事件が起った。
1件目はベオグラードから北へ15kmほどのスーチン地方。数年前に別れた元交際相手(女性)の息子(20)を殺害しようとした男(57)が、息子を探す事が出来ず代わりに、女性の妹の夫(29)、その子供(3)、女性の父親(57)を銃で殺害、自身も自殺。
4人の死者を出した。
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2件目は南部のヤゴディナ市。 数年前に離婚した元妻(41)につきまとい脅迫をして服役中だった男(42)が15日前に出所。出所後再び脅迫を始め、この日は手榴弾を持ち込み元妻と無理心中をした。
2人は死亡。
セルビアでは、こういった痴情のもつれ→ストーカー→殺人 というケースが多い。
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翌日の事件は、偽ラキヤを飲んで3人がメタノール中毒で死亡というもの。
スボティツァ地方のスカイド社製のグレープ、プラムで作られた偽ラキヤに人工的にメタノールが混入されていたことが判明した。
偽ラキヤは本物のラキヤと製造方法が全く異なり、メタノールや着色料、香料で作った代物。
その後の捜査で同社のウォッカにもメタノールが混入されていることが判り、科学担当者、技術担当者が逮捕されたが、経営者は逃亡中。