昨夜は、トゥルプコビッチ氏(ベーカリー)のスラヴァに行った。
スラヴァとはセルビア正教徒が自身の守護神を祝う日で、昨日は氏本人のスラヴァではなく、会社(ベーカリー)独自のスラヴァであった。
日本で言う、えびす講といったところか。
招待客の殆どは従業員、約50人。
レストランでは経費が掛かり過ぎるので、最近は自宅の地下で行っているとのこと。
トゥルプコビッチ氏宅の地下には4台のクラシックカーコレクションがあり、
リビングルームや廊下にも沢山のミニチュアが飾られていた。
生バンドが登場。
そして牧師も登場。 ケーキをグルグル回して何やら神妙に祈る。
左に居るのは、トゥルプコビッチ氏そっくりのお母さん。
初めてお会いしたが、「昔は化学の教授を30年していた。」、「夫は裁判所に勤めながらベーカリー勤務だった。」などいきなり半生を語っていた。
従業員の席を周り乾杯、
牧師も乾杯。
パーティーの途中では、10年以上の勤務者にテレビ or パソコン、20年以上の勤務者には2週間のヨーロッパ旅行が贈られていた。
もう守護神を祝う云々というより、社内の慰労会のようだった。
景品のテレビ。
私は秘かに、この日はパンが思いっ切り食べれるのだと楽しみにしていたが、どこかのケータリングだけだった。
そして凄い入れ方のキャベツのサラダ。 というか千切り。
旦那は「美味しい、美味しい。」と沢山食べていた。 そして帰ってから胃もたれを起こしていた。
ケーキ(パン?)を見せて回るトゥルプコビッチ氏。
・・そういうのが沢山出るかと思ってたんですよ。。
食べるのもそこそこに、歌って踊り出す従業員。
これから朝までどんちゃん騒ぎをするのだそう。
(想像以上の豪邸だった氏の自宅)
「パン屋って儲かるんだな。そりゃ原料(小麦と水)安いもんな。」などと納得しながら帰路に就いた。