ウィスキー蒸留所へ向かう途中。
この日は霰と強風。 運転手のグレッグさんによると、この時期のスコットランドの天気は予測不可能とのこと。
1800年代から続く スコットランドで一番古いGlentulet蒸留所に到着。
この蒸留所では、雷鳥のブランド “The Famous Grouse”が有名だ。
雷鳥はスコットランドの象徴的な猟鳥とのこと。
またここでは、24年間の生涯で28,899匹ものネズミを捕った猫 “タウザー”も有名で、捕獲記録はギネスにも登録されている。
ただ捕獲数は本人の自己申請とのこと。(笑)
店内にはウィスキーやグラス、ウィスキーを使ったお菓子などのお土産店があり、
ウィリアム王子、キャサリン妃が訪ねた時の写真も飾られている。
別の日にはオーバンの蒸留所に行ってみた。
ここはオーバンで唯一のウィスキー蒸留所で、海辺に面した地方特有のウィスキーが有名。
それがこのOBAN 14(年物) で、スモーク、オレンジ、海塩、蜂蜜を感じることが出来るとのこと。
実際にはオレンジや蜂蜜は加えられていないが、樽醸造中に香りが移るのだとか。
価格は45ポンド(約7,200円)。
ウィスキーの価格は、スコットランドが世界一高い – と聞いたことがある。
因みにフランスのスーパーで売られているウィスキーが一番安いとのこと。
2階から蒸留所見学ツアーが始まる。 (撮影禁止)
ツアーでは、樽醸造前と醸造後のウィスキーテイスティングがあり、醸造前のウィスキーは日本酒にやや似た味だった。
残念なことにウィスキーの良さは分からず終い。
話しは変わるが、エディンバラ、オーバンでは紅茶のメニューを殆ど見かけなかった。
街にはスターバックスやコスタカフェなどコーヒー店が並び、レストランではコーヒーがメイン。
オーバン蒸留所の女性に聞いたところ、「スコットランド人は、紅茶よりコーヒーを良く飲む」そうだ。
イギリス=紅茶と思っていたので、これは意外だった。